```

「珍寳蠶書」


髙濱 昌利(著)

・出版社:ケイエスティープロダクション;初版 (2023/7/26)
・発売日:2023/7/26
・言語:日本語
・大型本:132ページ
ISBN-104908717109
ISBN-13978-4908717109
・寸法:297 x 210 x 0.9 cm

私は2020年3月末日をもって大学を定年退職しました。大学を卒業してすぐに熊本県職員として勤め始め,1990年に京都工芸繊維大学繊維学部に移籍し,そして令和2年3月に退職の日を迎えました。その間ずっと蚕の仕事に携わらせていただきました。一方趣味で蚕の古書をコツコツと集めていました。収集のきっかけは出張で東京に行った際,神田神保町を訪れ,養蚕に関する古本を入手したことに始まります。退職後にこれらを整理していると結構希少で面白いものが結構あることに気付きました。

コロナ禍の中,毎日定時に出勤することもなく時間は沢山ありました。そこで,あまり見ることができない古くて珍しい本や資料,貴重本,意匠的に面白い本を集め,皆さんに紹介できたら良いなぁと思い始め,本書が出来上がった次第です。

所蔵している中には,日本でこの1冊しかないといったとても珍しい書籍等もあります。これらの内から,全く私の独善で選択した蚕の本や広告等,全部で100余点の書籍等を紹介しています。

日本の養蚕は昭和55年以降急激に減少し,今では風前の灯火状態ですが,江戸時代以降昭和20年までに2500冊以上の蚕書等が出されています。これらの貴重な資料を何とか記録としてとどめておきたいという私の気持ちの表れでもあります。

なお,本書の題名は三代實錄に記載されている仲哀天皇4年(195年)(または8年:199年という説もある),秦の始皇帝を祖とする功満王が「珍寶蠶種」(多分朝鮮種・細繊度・三眠蚕?)を持参して来朝との記載を基に捻ってみました。本書にご興味を持っていただければ2,750円(送料込み)で頒布できます。HPの「お問い合わせフォーム」でお尋ねください。

(髙濱(一田) 昌利)

おすすめのデジタルアーカイブ